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未来のつくりかた [book]

未来のつくりかた アウディで学んだこと

未来のつくりかた アウディで学んだこと

  • 作者: 和田 智
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/07/21
  • メディア: 単行本

日産とアウディでデザイナーとして活躍された和田氏の著書です。
海外の厳しい競争社会を生き抜かれただけあって、言葉に重みがあります。
弱肉強食の世界をくぐりぬけてこられただけに、若干宗教チックな面もありますが、何かを成し遂げた人たちというのは多かれ少なかれそういう面があるのだと思います。

静かでありながら力強い意志が本からも感じられました。
私も感情的になるのではなく、かくありたいものです。

ものづくりに関わる端くれとして非常に興味深い内容でした。
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ゲームの父・横井軍平伝 [book]

ゲームの父・横井軍平伝  任天堂のDNAを創造した男

ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男

  • 作者: 牧野 武文
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/06/11
  • メディア: 単行本

いろいろと興味がある本をアマゾンなどで買ってはいるのですが、相変わらずの積ん読になっております。
で、ようやく読めた一冊がこれ。

ゲームウォッチやゲームボーイを開発した横井軍平氏について書かれています。
「枯れた技術の水平思考」といえば聞いた方もおられるかもしれませんが、その人です。

内容は以前にインタビューされた内容を下敷きに横井氏の思考・哲学を開発ストーリーを交えて書かれています。
読みやすくて面白かったのですが、あんまりインタビューの部分が少なく、ちょっと物足りなかった感があったのも事実。
と思ってよくアマゾンを検索してみると、そのインタビュー本「横井軍平ゲーム館」が復刻されているじゃありませんか。
こういう本はなんだかんだで本人の言葉が一番説得力があって面白いので、ちょっと損した気分です。
まぁ、ざっくりと任天堂の歴史とか、彼の技術者としての生き様などが知れたのでよかったです。

技術者の端くれとして「枯れた技術の水平思考」というのは非常に興味深い考えだと思います。
とかく高機能とか低価格とか数字に表れる部分を気にしてしまいがちですが、それって実は一番楽なやり方で、それ以外で勝負できる本当に新しい技術・製品のアイデアを生み出すことが非常に重要で、もっとも難しいことなんだと思います。

まぁ、玩具メーカーと家電や自動車みたいに同じような製品をつくらなければならないメーカーとはいろんな点で違うこともありますが、数値で現れる部分じゃなくてアイデアで勝負できるような製品を作りたいなぁと思った次第です。

↓こっちのほうが読み応えあるかも…
横井軍平ゲーム館 RETURNS ─ゲームボーイを生んだ発想力

横井軍平ゲーム館 RETURNS ─ゲームボーイを生んだ発想力

  • 作者: 横井 軍平
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2010/06/25
  • メディア: 単行本

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ずっとやりたかったことを、やりなさい [book]

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

  • 作者: ジュリア キャメロン
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 単行本

ちょっと前に読み終わったので若干記憶があいまいですが、とりあえずネタもないので。

またまた自己啓発本です。もうやめようと思ってるのに面白そうだとつい買っちゃうんですよね…

で、こいつは原題が"The Artists' way"というだけあって、どうやったら創造的な芸術家になれるのか、というのが12週間のトレーニング形式で書かれています。
ここでいう芸術家というのは画家とかだけじゃなくて、もうちょっと幅広い意味の創造的なことをしている人ということで、ほとんどの人が当てはまると思います。(仕事の種類に関わらず創造的な面は必ずありますので)

こういうトレーニング形式のものは続くかどうかはともかく実際にやってみるべきなんでしょうが、怠惰な私はコレに書かれているモーニングページすらやっておりません。
一通り読んでみてから、と思いつつ、読んだら読んだでほったらかしになってます…

全然inputしてないやん。反省。

あ、でも内容としてはなかなか良い作品でしたよ。
自分の心の奥底に潜んでいる芸術家をいかに外に出していくかという過程は非常に参考になります。
現状になんとなく違和感を感じているけど、どうしたらよいかわからない人にはもってこいの書じゃないでしょうか。

僕的には自己啓発本第三位くらいにランクインしてます。たぶん。
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マニャーナの法則 [book]

マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

  • 作者: マーク・フォースター
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/04/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

みなさんタイムマネジメントしてますか?

私もいろいろなところからちょっとしたコツをかいつまんで実践してますが、うまくできてるかといえば怪しいもの。
これ、タイトルからして衝撃的です。

「明日できることを今日やるな」

みなさん、明日は何が起こるかわからない、と思って今日めいいっぱい仕事してませんか?
実はこれはいつも私が退社するときの言い訳に使ってるセリフ(心の中の)に近いです。

「あー、もういいや。明日明日。明日は明日の風が吹く」

…微妙に違います。ってか、全然違う?

あ、本論から外れました。

ま、詳細な内容は本を読んでいただくとして、タイムマネジメントの本の中では比較的よい本じゃないでしょうか。
思い返してみたら、あんまりタイムマネジメントをメインに扱った本を読んだ記憶がないのですが、とっつきやすく、いろいろと事例も書かれているので実践しやすそうです。

今回はとりあえずざーっと通読してみたのですが、使えそうなのでもう一回読んでみようかと思います。

ほほうと思ったのは抵抗感のあるタスクは第一歩のハードルを下げて衝動的な抵抗をなくしてしまえ、というところ。
どういうことかというと、たとえば「毎日5km走る」と決めるんじゃなくて、「毎日とりあえずジャージ着て外に出てみる」ということを決める。で、そのまま止めて戻ってもOK。
そうすれば、外に出た時点で次のステップ「走り出す」というのは比較的抵抗感無く受け入れられる、という算段なのです。

これ、使えそうじゃないですか。

別にジョギングだけじゃなくて、あらゆることに使えそうです。
感覚的には分かってたような気もしますが(負けず嫌い)、こうやって文章で読むと改めてそうだなぁと思わされた次第です。

明日からとりあえずジャージで生活してみます(違)

ほかにもいろいろと役立ちそうな手法が紹介されてるので、タイムマネジメントに興味のある方はご一読を。
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発想する会社! [book]

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

  • 作者: トム・ケリー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2002/07/25
  • メディア: 単行本

IDEOといういろんな企業の製品開発を請け負っている会社のゼネラルマネジャーが著した本です。
アップルのマウスとかパームとかいろんな製品に携わっているようです。
本のタイトルにもあるように、どのようにして発想して具現化していくのか、ということが書かれています。

同じく製品開発の端くれとしてなかなか感心させられることが多かったです。
ブレインストーミングの方法、チームの作り方、オフィスの作り方、といった発想を促す仕組みづくりは特に興味を持ちました。

まぁ、シリコンバレーの会社なので、あの辺り独特の自由な雰囲気というのは真似できないのかもしれませんが、部分部分は取り入れればなかなかよい仕組みづくりができるのではないかと思った次第です。
取り入れたからイノベーションが起こる、とまでは言えませんが、少なくともイノベーションは個人の直感的な発想だけじゃなくて、仕組みをうまくつくることによって、促すことも可能であるということが垣間見えただけでも収穫だったような気がします。

なかなか社風とか環境というのは変えにくいものですが、この中の気に入った点をちょっとずつ取り入れていい方向に変えていければなぁと微力ながら思った本でした。

メーカー関係の人は読んでみるとおもしろいかと思います。
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なんぴとたりともオラの前は走らせねぇ! [book]

F (1) (小学館文庫)

F (1) (小学館文庫)

  • 作者: 六田 登
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 文庫

珍しく漫画の紹介です。
むかーしちょろっと読んだ記憶があって、何度と無くもう一回読みたいなぁと思ってたのですが、ようやく読むことができました。全28巻。

てっきり昔も全巻読破したもんだと思ってたのですが、どうやら最初と後半の数巻を読んだだけだったらしく、全然知らないストーリーもあって、すっかりハマっちゃいました。
二日で全巻読みきっちゃいましたよ。しかも睡眠時間削ってまで。

普段はそんなことしないのに。

おそるべき漫画の力。

ぱっと見はちょうど当時の沸きあがるF1ブームに乗ったレース漫画のような気がしますが、これは単なるレース漫画じゃなく、人間ドラマがいろいろと絡み合って非常に読み応えがあります。
読み返してみても連載漫画にもかかわらず、よくストーリーができてるなぁと感心させられます。

男の生き様、女の生き様、後半はそれを出しすぎて若干セリフが長くなる傾向がありますが、うまい具合にストーリーの中に埋め込まれてて、没頭してしまいました。

これ読み終わって俺の人生ってどーなんやろうと軽く考え込んでしまいましたよ。

登場人物たちには遠く及びませんが、やはり「トライし続けること」が大事なんでしょうなぁ。

リンクは文庫本ですが、中古の単行本だと全巻セットでも3000円弱で入手できるので気になる方はどうぞ。
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おつまみ本 [book]

缶つま うまカンタン!缶詰で作る酒のおつまみ

缶つま うまカンタン!缶詰で作る酒のおつまみ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2009/07/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
おつまみ横丁―すぐにおいしい酒の肴185

おつまみ横丁―すぐにおいしい酒の肴185

  • 作者: 編集工房桃庵
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2007/09/15
  • メディア: 新書
男子厨房に入らず、とは言うものの、パートナーがいない私の状況では入らざるを得ません。泣
ま、だいたいはコンビニとか外食で済ませますが、やはりちょっとくらいは料理できたほうがいいなぁとずーっと思っておりました。
(モテるじゃないですか)

で、よく読む雑誌にこの「缶つま」の広告が載ってて気になってたんですが、本屋に行ったのでちょろっと立ち読みしてみたらなかなか面白そうだったので、買いました。
そしてついでに同じところにあったおつまみ本も「ベストセラー」の帯につられて買っちゃいましたよ。

おつまみって、普通は酒のアテになるのはもちろん、ご飯のおかずにも使えそうだし、缶詰とかありあわせのものでぱぱっと作ったら、モテそうじゃないですか。

というわけで、普段は晩酌しない私ですが、たまの宅飲み時にコンビニでスナックとか乾き物じゃなくて、これを読んでちょっと手間かけてささやかな贅沢を楽しみたいと思います。
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ホリエモン本 [book]

まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y)

まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y)

  • 作者: 堀江 貴文
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2010/04/06
  • メディア: 新書
格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311)

格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311)

  • 作者: 堀江 貴文
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/04/10
  • メディア: 新書
最近、メディアに再び登場し始めた元ライブドア社長の堀江氏の著書です。
いまどきの新書らしく読みやすく、最近難解な文書が読めなくなった私にはぴったりです。

二冊を立て続けに読みましたが、僕としては「格差の~」の方が良かったですね。
格差、格差と言ってるけど、とどのつまり問題は格差じゃなくて気持ちの持ちようであると。

確かに貧乏でも幸せな人もいるし、金持ちでも不幸せな人もいる。
格差を埋めたければそれこそ必死に努力すべきだし、逆に今ある環境で精一杯楽しむ努力をしてもよい。
一番悪いのは格差をねたんだり恨んだりすることで、それによって得られるものは何もなくて、そんなことを思っている時間があれば少しでも自分の気持ちが良くなる方向へ向かうことを考えるべきだ。

まぁ、そんなこと言いながらそれができないのが人間の悲しい性なわけですが、少なくともそういう考えを持とうと思うことは大事なのかと。

良くも悪くも一時代を築いた人なので頭が良い感じがビシバシで、なかなか真似できないなぁと思ったり、ストレートな言い方に違和感を感じたりする部分もあるのですが、言ってることがブレないので、さすがだなぁと思います。

ツイッター、ブログ、メルマガといろいろと駆使して発信しておられるので、興味のある方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。
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FREE~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 [book]

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

  • 作者: クリス・アンダーソン
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2009/11/21
  • メディア: ハードカバー

遅ればせながら読み終えました。
分厚いわりに読みやすいのですぐに終わるかと思いましたが、相変わらずの怠惰さで途中中断…
なので、前半部分はほとんど覚えておりません。苦笑

まぁ、無料で稼ぐというのは特に目新しい手法ではなくて、極端な話、街角のティッシュ配りもある意味"FREE"なわけです。
そういう無料でお金を稼ぐ手法がネットの世界だと、コストが"限りなく"(ここがポイント)ゼロに近づくのであらゆることがタダでできてしまうわけです。
かといって、それでサービスの提供側の収入が下がるかといえばそうではなく(競争は激化しますが)、代表的なGoogleなんかは超巨大企業となっているわけです。

的を得た評論はいろいろとネット上に転がってると思うので、覚えている後半の部分で感じたことを一つ。
本書によると、ありとあらゆるものが無料で手に入る中で何が大事になってきたかというと、「注目」と「信頼」だそうです。
これってつまりはある意味原点回帰なんかなぁと思うわけです。
ある意味一番人間が人間たる部分でもあるかと。
正否はともかく、一時期のバブリーなときのお金があればなんでもできる、ってのがぐるっと回って昔のちっちゃなコミュニティで成立してた信頼による関係構築がネットというものすごい大きなコミュニティで成立し始めてることに、本当に世の中大きく変わり始めてるんだなぁと感じます。

ということで、いろいろと事例を出しながら今ネットで起こっていることを分かりやすく説明してくれているので、あんまりネットが詳しくない人でもよくわかるんじゃないでしょうか。

分厚いですが見た目ほどは量を感じさせない文章でしたよ。
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変な人の書いたツイてる話 [book]

変な人の書いたツイてる話

変な人の書いたツイてる話

  • 作者: 斎藤 一人
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 単行本

えせネガティブ思考(笑)の私に友人が薦めてくれたので読んでみました。

なにがあっても「ツイてる」って言い続けること。
そういう状態に常にいるってのはある意味強い精神力が必要かもしれませんが、自己暗示とでもいいますか、そういう風に自分を持っていくようにするってのは大事かと思います。

よくある自己啓発本じゃありませんが、人間は自分の思っていることしか実行できず(たまーーに例外もあるかもしれませんが)、どんな状態におかれていても要は考えようでなんとでもなるというのは限りなく真実に近いと思います。
たとえば、テレビを観るという普段何気ない行動にしたって、無意識に近いにしても、まずはテレビを観ようと「思って」、テレビのつけて観るという「行動」に移るわけです。
ということは、それを拡大解釈すると、ツイてないって「思う」ことは、ツイてない「行動」に移っちゃうわけで、結果としてツイてない出来事を生み出してしまいます。
つまり逆に言うとツイてるって思い込むと、ツイてる結果が得られる、というのが本の論旨ではありまして、まぁ、若干詐欺っぽいですけど、別にそう思い込んで損はしないわけで。

が、筆者は「プロであること」や「常識の範疇で」ということも付け加えてますので、単に能天気に「ツイてる」と思い込めばいいってわけでもないですが、一般的な常識としての制約の下に、ポジティブ思考であり続けるってことは大事なことなんだと思います。

ついつい他者との比較とか、世間の評価だとか、自分の周りの基準に流されやすい自分としては、自分を基準としたものの考え方という面で非常に参考になりました。

明日からは「ツイてる」っていうのを口癖にします。笑

変な人の書いたツイてる話〈PART2〉

変な人の書いたツイてる話〈PART2〉

  • 作者: 斎藤 一人
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 単行本

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